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シンプル・ライフ

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04.2.16ローマ最終日

2月16日 ローマ最終日


2.14

ホテルからの景色 その1

 ローマ滞在最終日です。
 私はこの日ベッドの上や洗面所で眠れぬ夜を過ごしました。
 何故なら激しい胃モタレのせい・・・。原因は明白です。
 タダでさえ眠れない私の旅で、今回最短時間更新したことでしょう。(こんな記録いらねぇや。)
 昔、何処まで眠らずに済むか、眠らなかったら100万円なんてものがありましたね。断言します。きっと私は百万円手に入れたことでしょう。しまった出とけば良かった(笑)
 そう言うわけで一睡も出来ないので、もうこの際どうでもいいとばかりに持っていた小説を洗面所で読みだしましたが、決して眠くないわけではないので内容が頭に入っていかないことこの上ない。結局この時読んだ分は読み直さないと駄目だろうと思っていますが、未だ続きも読んでいません。読む気だけはしっかりあります。
 ちなみに同行者は風邪悪化で夜中ずっと咳き込んでいました。お互い因果なものです。

 そしてようやく夜が明け、それでも胃もたれは一向に収まることはありませんでした。
 空腹+胃もたれ、ちょっと早めの豪華昼食が待っているのになんという不運。
 そこで私が考えたのが軽い朝食を取った後、初日に行った近所のボルゲーゼ公園を散歩することでした。
 前日に人間は運動したあと二時間くらいは食事をしない方が良いと、現役エステティシャンの妹ちゃんに教えて貰っていたのです。
 しかも、食事を取った後に運動するほうが効果は増すのだといいます。
時計を見ると午前7時こいつは丁度お誂えの時間配分です。早速ホテルでヨーグルトを摂取し(かなり昼食に向けて熱意がある模様)一人公園へと向かいました。
 街中を歩くというのも考えたのですが、それより自然が多く広い公園内を散策することを選びました。(最悪迷子の心配もないですし。)
 敷地内に美術館と博物館更に動物園が存在するにも関わらず、その建物との距離が随分と離れていることでも公園の規模の大きさが伺えます。
 公園の敷地内を一周するのに一時間を要しました。公園の青い気球が上がっていたのですが、それが何処から上がっているのかもちゃんと確認しました。
   とにかく広くて、所々に石膏像が置かれているのを見て、芸術に造詣が深い訳だと感心させられました。  スーパーで最後の買い物をして荷物を梱包してから、トラムに乗って昨夜のレストランへ向かいます。  しかし、なんとここで最初で最後のローマの交通渋滞に遭遇したのです。
 ローマ市内はあまり人が住んでいなく、大抵の人は郊外で暮らし働くために市内にやってくるのだと教えられていました。そうか今がその通勤ラッシュに当たるのかと納得をしましたが。今まで一度もそんなハプニングはなかったのによりによって無理な予約をお願いして絶対遅刻なんて出来ないって時にはまるとは!!時間も充分ゆとりを持って出たはずなのに・・・。
 あげくの果てにトラムの線路の上に、路上駐車の車はあるせいで動かないわで、最終手段の途中下車で地下鉄に乗り換えてなんとかスペイン広場まで向かい、そこから駆け足で行くこと15分レストランに到着したとき時計の針は10時40分。なんとか遅刻せずに済みましたが、真冬なのに嫌な汗をかきました。
 お昼も随分とサービスをして貰い満足したローマ最後の食事を堪能することが出来ました。
 サービスするときにオーナーが「瀬戸の花嫁」を歌ってくれていたのですが、これはケンちゃんの師匠が10年前に修行に来たときにオーナーに仕込んだと教えて貰いました。10年前に教えたと言っても既にその時点で充分古いですよね(笑)
 最後にレストランのスタッフさんたちと記念撮影をして楽しかった旅行の幕は閉じたのでありました。
 この際楽しかったので帰りの2回もありやがるトランジットには目をつぶりましょう(笑)

2.14

ホテルからの景色 その2
追記
最後の最後手荷物の量が大量であるにも関わらず、空港でロングコートを買った時、我ながら物欲凄いよなと呆れるより感心しました(笑)


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